なぜ体が臭いなどという状態になるのでしょう？
体が臭い女性などと言われたら最悪な気持ちにもなります。
きちんとお風呂にも入り、清潔にしていても体が臭いままというようなこともあります。
知らないうちに体臭が酷くなるようなこともあります。
その一番の原因が汗と思っている人は多いようです。
でも汗自体は本来は無臭なのです。
汗自体が匂いを出しているというわけではありません。
汗が皮脂と混ざり合い雑菌が繁殖することにより、それが体臭となることが多いのです。
雑菌は汗や皮脂、そして垢や汚れなどを栄養として繫殖します。
そして繫殖する時に臭い匂いとなる物質を作り出して放出しているのです。
その他にも、ストレスや食事が原因で体臭がするということもあります。
古くから日本人は魚や野菜、そして豆類を中心に摂って和食の生活をしていました。
しかし、戦後には食の欧米化が進みました。
それにより肉類をたくさん摂取するようになったことも、体が臭い匂いを発する事に関係しているのです。
体が臭い女性も肉類を好み体重の重い人が多いように思えるのはその為です。
ストレスが原因となり皮脂の分泌量も増えその皮脂が酸化することにより体臭になることもあります。
他にも隠された病気がある時に、体が臭い匂いを発することがあります。
糖尿病の場合には、アセトン臭という匂いがします。
腎機能の低下や全身疲労の時には、汗はアンモニア臭の匂いがすると言われています。
体が臭い女性の中でアンモニア臭のある人は病気を疑い、周りの人の助けが必要な事もあるようです。
便秘の人は体が臭い匂いがするということもあるようです。
便の腐敗が酷くなることにより、アンモニアなどの毒素が排出されます。
その毒素が腸から血液内に混ざって体中を巡るのです。
汗をかいた時に、毒素は混じりやすいので体臭になってしまいます。
体が臭い女性には便秘の人も多いので、こういった理由からの体臭が結構あるかもしれません。
他にも加齢臭が理由ということもあるようです。
40歳を過ぎるころから皮脂中の脂肪が増えるため、その脂肪が酸化して分解されて体内にはノネナールという体臭成分が発生してきます。
歳を取ると抵抗力が弱くなるので、脂肪の過酸化を防ぐ力が弱まることも、体が臭い女性の原因の一つとなっています。